ジャスミン茶
(茉莉花茶)
7月の中国茶サロンはリクエストの多かったジャスミン茶をテーマに。
ジャスミン茶の香りに癒され、さっぱりしているせいか
女性から圧倒的支持が多いように思う。
先日取材を受けた時に、
はじめて飲んだ中国茶はなんですか?
と聞かれて考えてみたら
私の中国茶は確かジャスミンにはじまったような・・。
食が大好きな両親に育てられた私は、小さいときから
両親と一緒によく神戸、元町中華街へ食事にでかけていたっけ。
その時、必ず出てきたお茶がジャスミン茶。
まだ幼かった私はフツーのお茶のほうが何倍もおいしいと思ったもので
小さい声で「これ・・・嫌い・・・お水がいい・・・」なんて言って
「ばかも~~~~ん!!!中華にはジャスミンって決まってる!」
とグルメな父を怒らせたような気がする。笑。
もうこんなことおとーさんも忘れてるだろうな・・・
だからジャスミンは昔嫌いだったはず(///∇//)
でも、好みも変わるのか大人になったのか
中国に住み始め、まだまだお茶初心者だった
私がいちばんここちよかったのも実は ジャスミン茶 。
だからかしら・・
なんだかジャスミンには不思議な縁を感じるわ~
毎年決まってゴールデンウイークが終わったころから
8月頃までジャスミン茶を飲みまくる時期がある。
今年もその嗜好は変わらずなので、
自宅で作る冷茶も外で買い求める
ペットボトルもジャスミンが続く日々。
ジャスミンは白いお花。漢字で書くと
茉莉花=ジャスミン
になります。
もともとは緑茶で原料の緑茶にジャスミンの花を混ぜて香りをつけたものが
ジャスミン茶となります。
原料に白蘭で香りのベースをつけて
↓
ジャスミンの香りをつけます。
朝、つぼみの時にジャスミンのお花を摘んで、夜になるとお花が開いてくるので
その頃に原料と混ぜ混ぜして数時間おくのです。
↓
↓ 途中熱を発散させるためかき混ぜ、また積み上げ・・・
↓
ジャスミンのお花を取り除きます。
↓
乾燥(乾燥の後、更に香りを高めるために花を加えて花を取り出します)
となります。乾燥の段階で香りを確認して、足りなければ香りつけの作業に
戻ることも。 ちなみに高級なジャスミン茶は香りづけの回数が多いです。
とても極端な例ですが低級のものだと 高級ジャスミンの香りづけに
使った花を用いて香りをつけることもあったりします。
特級なのになぜか?評判はいまいち。
コロコロジャスミンとか真珠花茶とかいろんな名前で売られている。
香りが高く、味もしっかり目にでるバランスが良いジャスミン茶。
こちらは白い新芽の部分が多いお茶。
真っ直ぐ針のような形をしていると茉莉銀針として
売られている。
今月の皆さんの評判は
1位 茉莉銀匂
2位 茉莉小龍珠
3位 特級 茉莉花茶
でした(^-^) 1位の軽い~~ふわ~~り
上品な味のジャスミンのとりこになった方が
多かったです。
3位の特級のジャスミンと値段変わらないんですけど
なぜか みんなに 「フツーのジャスミン茶の味」
といわれていた 特級ものなのに。ぐっすん。
そして今月の軽食は豚肉ときゅうりのピリカラ炒め物。
なんていう名前の料理ですか???と聞かれたけど
中国で食べていたような味を思い出し再現しているので
すいません~~(*゚.゚)ゞ
きゅうりはカラダの熱をとる働きがある上、
豚肉は夏ばてにも効果的!
夏においしい1品です。
中華のエッセンスとして花椒をいれたので
レストラン風のお味になるのかも。
デザートは みんな大好き!
LOVE LOVEマンゴープリン
いつも軽食かデザートのどちらかなのですが
来月はお休みをちょうだいするので
8月分も楽しんでいただきました(^-^)
マンゴープリン。
自分で作り出したら外で買えなくなってしまうくらい
おいし~~~~~~ですよ。